当サイトについて

高血圧や糖尿病をはじめとした症状、治療、予防法や改善方法まで、
生活習慣病の改善に向けて理解を深めるサイトを目指します。
専門医師はたったの400人しかいません。

高血圧、糖尿病は国民病とも言えるほど身近な存在です。
日本人の2~3人に1人が高血圧、糖尿病患者と言われており、
その数は約4700万人に上ります。

しかし、高血圧の専門医師は全国でたったの400人
糖尿病の専門医師も少なく、わずか3,400人程度と言われています。
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生活習慣病は、自覚症状がない

「いつも元気なので、自分は大丈夫」と思っていませんか。生活習慣病は、自覚症状がないまま静かに進行。30年、40年経って、ある日突然襲ってくる病気です。特に最近は、肥満がきっかけで起こるメタボリックシンドロームが話題となっています。
そんな危険を回避するには、まず病気を知ることが大切です。それぞれの病気が深く関係する生活習慣病の特徴をおさえ、毎日の生活を見直すきっかけにしましょう。

 

1:生活習慣病はこんな病気
生活習慣病とは、偏った食生活や運動不足、ストレス、喫煙など、毎日の好ましくない生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気の総称です。
糖尿病、脂質異常症、高血圧は、かかっている人、その疑いのある人が多いことから、3大疾患といわれています。このほか、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血、がん、腎臓病、肝臓病、骨粗しょう症、歯周病なども生活習慣病に入ります。多くの生活習慣病は、自覚症状がなく、相当の年数を経てから病状が現われるのが特徴です。

 

2:メタボリックシンドロームとは?
特に近年は、肥満になると、糖尿病、脂質異常症、高血圧が合併して発症しやすくなり、動脈硬化を促進させることがわかってきました。
それぞれの病気が軽度でも、2つ以上重なるとリスクが何倍にも増え、動脈硬化が進行します。しかも、糖尿病、脂質異常症、高血圧はほとんど自覚症状がないため、放置してしまうことが少なくありません。そして、ある日突然心筋梗塞や脳卒中など、命にかかわる疾患に襲われることが問題となっています。そこで、肥満が原因となって、一つ一つは病気と診断されなくても生活習慣病が複数になる場合をメタボリ

 

3:生活習慣の乱れからドミノ倒しに病気に
メタボリックシンドロームを構成する生活習慣病は、一つひとつの病気が発症する順番が重要になります。それぞれの病気が一度に起きるのではなく、人の一生の中で時間を追って、いわばドミノ倒しのように発症するからです。まさに、メタボリックドミノという表現がピッタリです。
このドミノになぞらえると、最初に過食や運動不足などの生活習慣の乱れがあると、その乱れがドミノ倒しの駒を倒す引き金となり、肥満が起こり、インスリン抵抗性(血糖をコントロールするインスリンが十分な効果を発揮できない)といった状態が生じます。その結果、食後高血糖、脂質異常症、高血圧が次々に起こり、メタボリックシンドロームにいたります。生活習慣病のリスクがいくつも重なると、一つの病気の進行よりも何倍もの危険性を伴って、ドミノ倒しのように血管の状態を悪化させ、生命に危険を及ぼす動脈硬化や糖尿病が発生するのです。

 

4:おなかの周りに脂肪がたまる肥満に注意
肥満には、お尻や太ももなど下半身に脂肪がたまり、外見が洋ナシ型になる「皮下脂肪型肥満」と、内臓の周りに脂肪がたまり、おなかが出て外見がリンゴ型になる「内臓脂肪型肥満」があります。メタボリックシンドロームの主犯といわれているのが「内臓脂肪型肥満」です。
内臓脂肪型肥満は、ご自分でチェックすることができます。おへその周りを測り、男性なら85cm以上、女性なら90cm以上が要注意です。ぜひ、測ってみてください。
測り方:手を下げて立ち、軽く息をはいてから、おへその周りをメジャーで測ります。
ウエストが要注意サイズを超えていて、次の2つ以上が該当するとメタボリックシンドロームと診断されます。
脂質 血糖 血圧
・中性脂肪 150mg/dL以上
・HDLコレステロール
40mg/dL未満
・空腹時血糖値 110mg/dL以上 ・最高(収縮期)血圧
130mmHg以上
・最低(拡張期)血圧
85mmHg以上
 (メタボリックシンドローム診断基準検討委員会―2005年4月)

 

5:動脈硬化になるとこんなことに……
動脈硬化とは、血管の弾力がなくなり、血管内部もコレステロールが たまって狭くなり、最後には血管が詰まってしまうことです。血管は年齢とともに硬化しますが、近年は脂肪のとり過ぎにより、動脈硬化が加速することがわ かってきました。また、塩分のとり過ぎも血管に負担をかけ、動脈硬化を起こしやすくします。動脈は心臓から血液を身体各部に送る大切な血管です。動脈硬化 になると、心筋梗塞や脳卒中などの原因になります。

 

6:肥満・動脈硬化を防ぐには
生活習慣病の原因は、体質もありますが、多くはライフスタイルにあります。特にメタボリックシンドロームが増えている背景には、私たちの食生活の欧米化と運動不足による内臓脂肪型肥満の増加があるといわれています。
生活習慣病、メタボリックシンドロームを防ぐには、肥満をはじめとするリスクを毎日の生活からとり除くことです。
1. 魚中心の日本食がおすすめ
主食、主菜、副菜を基本に、栄養バランスの取れた食事を、3食きちんと腹八分でとりましょう。コレステロールの高いものを避け、動物性脂肪より植物性脂肪を。魚やごはんなどの穀類を取り入れた日本食がおすすめです。ただし塩分のとり過ぎにご注意(1日10g未満)。
2. 1日6,000歩を目標に、よくからだを動かす
ジョギングや水泳など、有酸素運動を毎日続けることが理想ですが、だれもが手軽にできるのが歩くこと。1日10,000歩が理想とされていますが、6,000歩でも中性脂肪を減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やすといわれます。続けることが大切です。
3. 自分流のリラックスライフ
ストレスは生活習慣病の大敵。1日の疲れは、ぬるめのお風呂にゆっくりつかって、からだを休めましょう。
早めの就寝で安眠体勢に。
休日は仕事や家事を忘れて、ストレスを解消しましょう。
4. たばこをやめる
たばこは、すべての病気の大きなリスク要因。お酒の飲み過ぎもやめましょう。
5. 日ごろのチェックと定期の検診を
体重、臍(へそ)周囲径、血圧などはこまめにチェック。病気の早期発見のためにも、1年に1度は健康診断や人間ドックを受けましょう。

 

出典:塩野義製薬